昨日は松村潔氏をお迎えしての、ヘリオセントリック講座でした。
通常の占星術はジオセントリックといい、そこで使われる太陽は実は地球のことです。
私たちはいつも太陽を見上げているわけですが、その太陽とはあくまで自分の細かいエゴにあわせての、自分の都合のよい形での太陽です。
ヘリオセントリックになると、なんと太陽系全体と自分を同一視します。だから視野がめちゃめちゃ広がるわけです。
視野は拡大する代わりに、細かいところは分からなくなります。
例えばジオセントリックでは、
「今日はなんだか知らないけど、落ち込むんだけど・・・」
「う~ん、今日は月に土星がスクエア入っちゃってるからねぇ」
という会話が成り立ちますが、
ヘリオセントリックでは、
「今日は気分がすっごく悪くて・・・」
「なに?気分?気分ってなんだ??」
乱暴に言えばこんな感じです。
ヘリオセントリックはものの見方がひとつずれてしまいます。
次元がひとつ上がってしまうのです。
人間を普遍的に捉えようとするので、意識が、地球にへばりついている自分から太陽系全体へと拡大されていきます。
講座の後半で、参加者のジオセントリックとヘリオセントリックの図を並べて見てみました。
個人の2つの図を比較するのは大変興味深かったです。
どこか、なにか、それぞれに理由があるのです。使いやすいところ、使いにくいところ、浮いちゃっているところ。
次元が違う図を、無理やり関連づけて解釈するとおかしなことになりますので、シンプルに図を読んでいきました。
多分それを見ていたご本人が、一番理解したでしょう。
みんな深いところで納得した顔をしていたからです。
それぞれのヘリオセントリックの図は、この地球に来た動機を網羅しているような気がしました。
まるで自分自身に対するプログラミングの図です。
結果として、地球上での現象面ではジオセントリックを生きていくことになります。
参加者の中で、殆ど占星術(ジオセントリック)を知らない人が一人だけいました。
その人は講座を終えてから「占星術を習いたいなー」とおっしゃるのです。
この言葉は、講座を主催した側として、非常に嬉しかった。
ヘリオセントリックをもっとよく知るためには、ジオセントリックを理解することが重要になることを、この人はたちまち理解したのだと思いました。
まずは、閉じこめられた世界観だとしても、それをしっかり顕在意識に上らせることで、初めて人は少しだけ自由になれる、太陽意識に向かうことが可能になるような気がしたからです。
とにかく、ヘリオセントリックは、言葉にするのが困難な領域に触れるのだと思います。
とても刺激的な、頭全体をワシャワシャとかき回されるような講座でした。
(坂田)

0 件のコメント:
コメントを投稿